歯を失ってしまった方へ
歯の喪失をそのままにして置くリスク
- 咬み合わせに影響が出て、歯並びが悪くなる。
- 顎の骨に力が入らなくなり、骨が痩せていく。
- しっかり噛むことができなくなる。
- 噛めないことにより、消化器官に負担をかける。
- 不正咬合によって、顔の左右のバランスが崩れる。
- 顔や首にシワやたるみが増える。
- 思考能力や集中力の低下を招く。
一度失ってしまった天然歯は、元に戻すことはできません。だからこそ、当院では、予防歯科に力を入れ、最悪の自体にならないように定期検診をおすすめしております。
もし、あなたが歯を失ってしまった場合は、あなたの口腔環境に合わせた選択肢をご提案させて頂いております。歯がない状態をそのままにして置くと、健康状態を悪くするトラブルの引き金となります。
不正咬合による二次リスク・三次リスク
永久歯は上下合わせて28本あります。(親知らず4本を含めると全部で32本)
通常、前歯・小臼歯・大臼歯が上下のバランスを保ちながら、咬合できるようになっています。それに連動して、上下の歯以外にも、舌・顎関節・周囲の筋肉が動き、それぞれの役割を果たします。現在では、口腔環境の不具合が、身体全身のバランスに悪影響を及ぼしてしまうことが分かっています。1本でも歯を失ってしまうと、噛み合わせが悪くなることで骨格バランスに影響が出てくるのです。
1本くらいなくても平気、と思っていませんか?
歯を失った方の選択肢
歯を失った方の治療法として、「インプラント」「ブリッジ」「入れ歯」など、大きく分けてこの3つの選択肢があります。それぞれの治療法には、メリット・デメリットがあります。
藤木歯科クリニックでは、あなたの歯の状態やライフスタイルに合わせて、最適な治療法を提供致します。
インプラント
メリット
- 審美性にとても優れている。(見た目がキレイ)
- 天然の歯と同じような感覚で咬むことができる。
デメリット
- 外科手術が必要のため、リスクが伴う。
- 他の治療に比べて費用が高額。
- 治療期間が長い。
- 定期的なメンテナンスが必須。
ブリッジ
メリット
- 短期間での治療が可能で、安全な治療。
- セラミックを使用することで、天然歯に近い仕上がりになる。
デメリット
- 健康な隣りの歯を削る必要がある。
- 支えとなる歯に対して負担がかかる。
入れ歯
メリット
- 短期間での治療が可能で、安全な治療。
- 治療が比較的簡単で費用も安価で抑えられる。
デメリット
- 咬み心地に問題が生じる場合が多い。
- 口の中に違和感が出ることがある。
- 見た目があまり良くない。
保険の入れ歯と自費の入れ歯の違い
入れ歯を検討される場合、機能性や見た目と同様に気になるのは、やはり費用ではないでしょうか?部分入れ歯・総入れ歯の治療を始める前に、患者様にはカウンセリングをさせて頂きながら、「保険診療」「自費診療」のどちらかを選択して頂く必要があります。
保険診療の入れ歯と自費診療の入れ歯。どちらもメリットとデメリットがあります。どちらが適しているかは、患者様ひとりひとりによって異なりますので、まずはカウンセリングから始めましょう。
保険診療の入れ歯の特徴
天然歯の代わりに作る人工歯。歯ぐきと似た色の床の部分は、レジンと呼ばれるプラスチックで作成します。部分入れ歯の留め具は金属で出来ているため、見た目を気にされる患者様が多いです。床の素材はプラスチックなので、一定以上の厚みが必要です。
メリット
- 保険適用のため安価で作成できる。
- 主な素材がプラスチックのため、破損した際の修理が可能。
デメリット
- 使用できる素材が限定される。
- 床の素材のプラスチックは、臭いや汚れを吸着しやすい。
- 長期間の使用すると、変色やすり減りが起こる。
- 装着中、違和感を覚える場合がある。
- 【総入れ歯】プラスチックの表面積が広いので、食べ物の味や温度の感覚が鈍る。
- 長期間の使用で、顎の骨が痩せやすくなる。
- 作り直す際、作成日から6カ月以上、空ける必要がある。
自費診療の入れ歯の特徴
自費診療は、使用する素材の選択肢が広がるため、患者様の好みや歯の状態に合わせた最適な入れ歯を作成することが可能です。部分入れ歯の場合は、審美的にも優れたもの(目立ちにくい留め具)を使用することができます。
メリット
- 素材や構造などを工夫し、患者様のご要望に近い入れ歯を作ることができる。
- 床に金属を使用可能なため、薄い入れ歯を作ることができる。
- 白い留め具を使用することで、入れ歯が目立たないようにできる。
- 使い心地(機能性)や見た目(審美性)を追及することができる。
デメリット
- 全額自己負担なので、保険診療と比較すると費用負担が大きい。
- 長期間使用すると顎の骨が痩せやすくなるため、作り替えが必要となる。
入れ歯の種類
保険診療の入れ歯
熱可塑性義歯
保険適用の際に使用する義歯(部分入れ歯)です。通常のレジン素材と比較すると、熱収縮などの寸法変化が起こりにくい素材です。
軽くて強度があるため、従来のレジンに比べて約2倍以上の耐衝撃性があります。純度も高く変形も防ぐことが出来る精度の高い入れ歯です。アレルギーなどに対する生体安全性が高いです。
汚れや臭いも付きにくいことに加えて、従来のアクリルレジン床と同様の方法で修理できます。
自費診療の入れ歯
ノンクラスプデンチャー
自費診療で作成する部分入れ歯です。金属のバネを使用しないため、入れ歯の留め金が見えるのが嫌だという方に好評の入れ歯です。素材の色も歯ぐきに近い自然な色合いで作られるため、審美性は高いです。装着した際の見た目は、入れ歯の色調が同化しているため、一目では区別がつきません。
また、機能性の面でも通常の部分入れ歯よりも優れています。素材は弾力性の高い材質で薄く作られているため、お口の中の違和感を最小限に抑えています。また、金属のバネを使用していないので金属アレルギーの心配もありません。
ノンクラスプデンチャー(金属フレーム)
弾力性のある特殊素材と金属フレームでできている入れ歯です。軽く薄いために違和感が少なく、安定して噛むことが可能です。
目立たないバネで固定されており、外側から金属が見えないので、審美的にもメリットはあります。入れ歯に見えにくい一方で、汚れがつきやすく修理が難しいというデメリットもあります。使い方にもよりますが、5年~7年程度使えます。
当院の入れ歯治療
入れ歯は作っておしまいではありません。使用中のメンテナンスがとても大切です。藤木歯科クリニックでは、入れ歯の製作はもちろんのこと、治療後のアフターフォローを徹底しています。患者様がより長く快適に入れ歯を使用できるよう、効果的なケア方法やメンテナンス方法をご説明させて頂きます。
長期間入れ歯を使用していると、入れ歯自体がへたってきたり、小さなヒビが目立つようになってしまうことがあります。(素材によって程度は異なります。)入れ歯を長持ちさせるために、定期的に入れ歯の状態を確認することが大切です。
骨が痩せるとは??
入れ歯は、骨の上に乗っている状態です。そのため、加齢によって骨が痩せてくると、入れ歯が少しずつズレてしまい、次第に合わなくなっていきます。これは歳を重ねる上で、避けられません。ご自身の入れ歯を当院で定期的に調整するこは、患者様がより快適に入れ歯を使うことができるというメリットがあります。苦しい痛みや不快感を防ぐためにも、しっかりとメンテナンスしましょう。
残っている天然歯を守るためにもメンテナンスは欠かせません。部分入れ歯の場合は、残っているご自身の歯に金属バネなどをかけるケースが多いです。残っている歯にはその分、負担がかかっていることを忘れてはいけません。もし、隣接した歯がむし歯などで弱くなってしまうと、入れ歯を使うのが困難になります。その場合は新たな入れ歯を作り直すことになりますので、金銭的にもなるべく避けたいものです。
他医院で作成した入れ歯のメンテナンス
現在、入れ歯を使用している型で、「壊れた、外れた」といったトラブルを抱えていらっしゃる患者様は多いと思います。武蔵新城の藤木歯科クリニックは、そのような入れ歯のお悩みに対応しており、応急処置の入れ歯修理も可能です。
他の歯医者さんで製作した入れ歯でも構いません。その日のうちに元通りに噛めるような処置を目標としておりますので、違和感や痛みがある場合は当院までご相談下さい。
目立たない入れ歯:ノンクラスプデンチャー
金属の止め具のない入れ歯(義歯)を、ノンクラスプデンチャーといいます。
入れ歯というと、見た目が気になるという審美性の問題があります。ノンクラスプデンチャーは、金属の止め具がないため、見た目を気にされる患者様には大変おすすめです。また、金属アレルギーの心配がないため、アレルギーを心配される方にも安心してご利用頂けます。
メリット
- 金属のバネが無いので、入れ歯と気づかれない。
- 丈夫で、割れにくい。
- 無味無臭で、アレルギー反応が少ない。
- とても軽量(従来の入れ歯の半分の重さ)
- 粘着性の食べ物も入れ歯につきにくい。
- 患者様の要望に合わせて素材や構造を工夫できる。
川崎市中原区の藤木歯科クリニック 基本情報
院名 | 藤木歯科クリニック |
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住所 | 〒211-0045 神奈川県川崎市中原区上新城2丁目12−1 西友武蔵新城店4F |
電話 | 044-752-6488 |